自分を守るためにとる行動
ピンチの時、とっさに出る行動があるって
知ってました?
気質による法則があるんです。
パニックになった時、
やばい…やばすぎる…て状況になった時、
その時って、割といつも
同じ行動をとっているはずです。
私たち人間も動物的本能があり、
自己防衛本能として
行動がプログラム化されているんですよね。
危機的状況でどうする?というパターンは
3つに要約することができます。
- 防御タイプ(タイプ1・4・7)
-
逃げること、避けることで自分を守る
自分を人々から切り離して確実に距離をおこうとする - 調和タイプ(タイプ3・6・9)
-
大勢の仲間に合わせる行動をとって自分を守る
危機的状況では、人に近寄り一層合わせようとする - 攻撃タイプ(タイプ2・5・8)
-
攻撃することで自分を守る
危機的状況では自我を拡張させる
普段は、無意識の奥深くにあるプログラムなので
意識することは少ないと思います。
でも、危機的状況になった時には
このパターンが顔を出して作動します。
さっそくタイプを詳しく見ていきましょう
防御タイプ(タイプ1・4・7)
防御タイプ特徴
- 防御することで自分を守る
- 危険にあうととっさに逃げる行動をとる
- 危険を早めに察知し、あらかじめ避けることで自分を守る
- 拘束されたり逃げられないとストレスになる
- シールドをはって人と深く交流しないが、怒りが溜まると衝動的に攻撃するため破滅的になる
引用 究極のエニアグラム(竜頭万里子)
タイプ1
危険に遭わないように細かいことまで気づき慎重で、あらかじめ少しの異変でも用心して、避けていくことで自分を守ります。少しのことでも間違うとそれが大きな危険に繋がるとみるので、間違いを極端に恐れます。規則正しくパターン化された行動をしていくことで、安全を選び取ります。
タイプ4
危険を大きくイメージしたり、早め早めに感知して直観力を使って素早く身を隠すことで自分を守ります。人から離れ自分の殻に閉じこもることで、自分を立て直しにかかります。被害妄想が強く反射的なので、最悪の想定をして手遅れになる前にマイワールドに帰ります。
タイプ7
危険を早めに察知しようと記憶力が高く、敏感でいつも軽いフットワークで次の行動を予測されないようにして、素早く逃げることで自分を守ります。周囲が危機に気づく前にもう、いつの間にか、ちゃっかり消えている…やばいと判断した時の身のこなしの俊敏さは、タイプ7の得意技です。
調和タイプ(タイプ3・6・9)
防御タイプ特徴
- 仲間と調和することで自分を守る
- 危険にあうととっさに集団と同じ行動をとる
- 多勢側につき衆にうもれて自分を守る
- 仲間外れになるとストレスになり仲間の言動に神経を使う
- 自分よりも強い相手は避け弱い相手に攻撃し、状況にうまく対応する
引用 究極のエニアグラム(竜頭万里子)
タイプ3
人々と調和していくために、イメージ力を使います。自分の価値が高いことをアピールして、仲間の中で目立つ存在になり警戒色を出すことで自分を守ります。人の感情をコントロールすることが上手なタイプ3は、集団の力を使って危機を乗り切ります。
タイプ6
人々と調和していくために、考えを巡らせます。仲間を大切にして自分の正体を掴まれないよう注意して自分を守ります。一人悪目立ちしないよう、徹底的に自分の立ち位置を明確にして、安全安心を確立します。誰についていったら安全なのか、思考フル回転で対処します。
タイプ9
人々と調和していくために、目立たず同調して仲間の誰をも受容して自分を守ります。危機的状況になればなるほど、みんなの動向に合わせ、周りの空気を読んで気配を消し、透明人間になることで難が過ぎ去るのを待ちます。
攻撃タイプ(タイプ2・5・8)
防御タイプ特徴
- 攻撃することで自分を守る
- 危険にあうととっさに攻撃的行動にでる
- 闘いの姿勢を示して自分を守る
- 仲間の中で優位に立ちたがり、反撃できないとストレスになる
- 自分よりも強い相手にも攻撃をかけるので、危険に合いやすい
引用 究極のエニアグラム(竜頭万里子)
タイプ2
自分から攻撃することは少ないけれど、攻撃されたら必ず反撃します。人々と助け合い、共存しながら仲間全体を守ることで自分も守る姿勢。え、心優しいタイプ2が「攻撃タイプ?!」と驚く人も多いはず。タイプ2がメンタル落ちたらバリバリの戦闘派タイプ8。メンタルが落ちるほどに攻撃性がアップ、穏やかな笑顔の下には、かなりタフな性質を隠し持っているんです。
タイプ5
攻撃を受けないように回避したり静観する事が多いが、日頃からよく観察して対処法を考え、攻撃されたら徹底的に抗戦して自分を守ります。冷静沈着で人と関わるのは消耗するから好みじゃない…そんなタイプ5が一度攻撃すると決意すると、勝てるだけの論破の材料はしっかり揃えています。徹底的に論理的に相手を追い詰めていきます。
タイプ8
攻撃されないように、あらかじめ日頃から自分の強さを周囲に示します。危険に遭いそうな時は先に攻撃して、手段を選ばず必ず勝てる戦法をとって自分を守ります。不穏な動きや怪しさを感じれば先制攻撃を仕掛けて、しっかりと相手を威嚇します。タイプ8は、怒ってもコントロール感はしっかり効いているので、相手の急所を仕留める冷静さをもっています。とにかく戦闘能力がずば抜けてます…
まとめ
えー、私こんなタイプじゃないけど!!
と、思った人もいたかもしれません。
精神的に余裕のある人や達観している人は、
この防御戦略が
そのまま前に出てこないことがあります。
心に余裕があるからこそ、
本来攻撃タイプであっても
攻撃性を表にだすことがなく、
平和な話し合いで解決する。
集団に合わせていくタイプであっても、
必要なシーンで
自分の意見をきちんと伝えて解決するなど、
健全度の高い人ほど、
表面的にはこの戦略が顔を出さず
見分けにくくなります。
反対に言うと
余裕のない人や精神的に未熟な人ほど、
この戦略そのままに生きています。
一方で、防御タイプだから
いつも逃げるわけでもなく
タイミングによっては攻撃性を出す時もあったり、
集団の力を借りたりと、
このタイプだから
いつでも絶対にこのパターンを踏む
というほど性格は単純でもありません。
では、具体的にはどういったシーンで
顕著に表れる?
事故に巻き込まれた時、利害対立が激しくなる時、不運が続いて余裕がなくなった時とかは、ピンチ度が増すほどに本来のパターンがでてくるよ。
同じ家庭環境同じ両親でも性格に差がでる
持って生まれた気質によって、
同じシーンであっても、こどもの反応は違います。
両親のケンカをみても
- 仲裁に入ろうとする子ども
- そっと離れて関わらないようにする子ども
- 諦めて静観している子ども
- 最悪の想定をして泣き出す子ども
反応はさまざまです。
こどもの性格形成は
親の育て方によるものだけではない
と断言できます
同じ経験、同じ場にいても、
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参考文献 究極のエニアグラム(竜頭万里子)
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