愛情表現の種類
出合ったころはよかったのに
愛情が感じられなくなり、別れを選ぶ
そうなる理由の一つに
愛情表現の仕方と受け取り方についての
知識がないことが挙げられます。
今日は、アメリカのチャップマン博士の心理学に
ふじかえの考えや経験を混ぜた
パートナーシップを効率的に組み立てるお話しを_
人により、
受け取りやすい愛情表現が違い
それは5つに分かれます。
人それぞれ優先度があり、
1つ(もしくは2つ)は
特別嬉しいものがあります。
それは、子供のころから
求めているものです。
まずは、
あなたはどの愛情表現のタイプか
みてみましょう。
「私は全部のタイプが当てはまります」
という方がいます。
それは当然そう!
好きな人からの行為だと
皆さん5つ全てが嬉しいのです。
全部当てはまる中で、
優先順位をつけます。
- ことばタイプ
-
「かわいいね」「ありがとう」「大好き」「大丈夫、君ならできる」など、肯定的な言葉をかけてもらうと、愛を感じられるタイプ。褒めてもらいたい、感謝を表してほしい、好きって言葉で伝えてほしいタイプ。
- 一緒の時間タイプ(親密さ)
-
関心を自分に向けてもらうことで愛を感じるタイプ。二人で一緒の時間を楽しむ(どこかに出かける、一緒に何かをするなど体験を共に分かち合いたい)趣味や興味のある情報をシェアしあったり、真剣に自分の話しを聞いてくれるなど、相手から十分な関心を受け取った時に親密さを感じ、愛されてると実感できるタイプ。
- サービスタイプ
-
気が利く人が好き。自分の求める用事をやってくれたり、必要な手続きを済ませてくれる。車で迎えにきてくれたり、家事をやってくれるなど、行動を通して愛を感じ取るタイプです。自分のために動いてくれたことを通して愛されてると感じます。
- 贈り物タイプ
-
贈り物をもらうことを通して、自分は大切にされていると感じるタイプです。贈り物の値段にこだわる人はこのタイプではありません。愛情が目に見える形=プレゼントということなので、もらったものは、とても大切にします。自分を思って選んでくれた時間や、出先で自分を思い出してくれたことが嬉しいなど、物欲ではなく、あくまで精神的なものです。
- スキンシップタイプ
-
触れられることで愛を感じ取るタイプです。座っている時に膝に手を置く、テレビを見ながら髪をなでる、ぴったり身体を寄せ合って座るなど、手をつないだり抱きしめ合ったりすることで、愛されてると実感できるタイプ。※男性の場合は、性的な目的とごっちゃになって自分をこのタイプだという人が多数います。行為の目的なしに日常でもずっと触れていたいかどうかで判断します。
相手にしてあげたいし、
相手からそうしてもらいたい
もしくは、
相手がこうしてくれない!と
イライラするものも
第一優先の可能性が高いです。
相手の愛情表現が、
あなたと同じだとは限りません。
相性のよいカップルとは
優先順位が似ているカップルです。
優先度が極端に違うと
相手の表現が受け取れないし
相手にも愛が伝わりません。
そうするとお互いに
「大切にしてもらっていない」という
すれ違いが起きます。

私はサービスタイプ。料理をしたり仕事のサポートをすることが愛情表現。夫は山登りが趣味です。誘われることはあるけど、私は興味はないかな、その代わり早朝の出発でも、いつもお弁当は持たせてあげます。それは愛情がないとできない行為なので、愛情はきっと伝わっているはずです。



僕は一緒の時間タイプ(サービスは優先度最下位‼)一緒に趣味の山登りを楽しみたいけど、彼女はあまり興味がないみたい。確かに、料理や掃除はしてくれるけど、それはそれ。一緒に楽しめないなら、どうして夫婦になったんだろう…夫婦で山登りをしている人は楽しそうだな。
彼女は、愛情を家事や生活を整えることで
示しているつもりですが、
「一緒の時間」の優先度は低めで
1人の時間が大切なので、
山登りには付き合えません。
彼は、サービスの優先度がかなり低いため
料理や掃除をしてもらっても
感謝はしても愛されているとは感じません。
一緒に時間を共有できないことで
全く愛情を感じられないという
すれ違いが…
これが続いていくと
徐々に感情のタンクが減っていきます。
その時にもし…
「一緒の時間」を満たす
女性がでてきしまったら……
次に、
感情のタンクを詳しく説明していきます。
感情のタンク
人は誰でも愛情を感じると満たされる
感情のタンクを心の奥に持っています。


子どもの問題行動や非行のほとんどが
空の感情タンクからくる
飢えによるものです。
感じることのできない愛情を
間違った形で探し求める時
トラブルが起こります。
愛されたい
この気持ちは、大人になっても続きます
恋愛初期には、
このタンクが無条件に満タンになります。
恋の初まり特有の幸せホルモンの影響で
相手の全てが理想的に見え
一緒にいるだけで満たされます。
しかし、
恋愛が落ち着き、
倦怠期になってくると
理想だと思っていたものが
ただの欠点にみえてきたり
徐々に現実的になってきて、
タンクが減っていきます。
悲しみや苦しみを抱える夫婦のタンクは
長い間空っぽになってしまっています
女性は、タンクが空っぽであれば、
別れる決意をする人も多め。
経済、子どもの問題がなければ…
男性は、長い間空っぽのタンクであっても
この時点で、まず離婚はしません
次に、タンクが満たされる見通しがたった時離婚に踏み切ります。
(全ての人に当てはまる訳ではありませんが、その時はもう次の相手がいる可能性が高い)



つまり、パートナーシップの改善や、好きな相手を射止めるためには、このタンクを満たすことが効果的なのね…
自分のタンクを満たしてくれる人には
好感を持ちますし、
優しい気持ちになります。
そうなると次に、
満たしてくれた相手のために
自分も何かやってあげようと
人は自然と思い始めます。
パートナーに改善してほしいことが
あるとすれば、
まず相手のタンクを満たすこと
そのためには、
自分と相手の
愛情表現の優先度の違いを
把握することが第一歩です。
相手の優先度が低いもので
いくら愛情を示していても、
相手のタンクはたまりません。
先ほどの山登りの男性のように
感謝はあっても愛情は感じないのです。
効率的で効果的にタンクを満たすには
相手の優先度1位になる愛情表現を
こちらが行うことです。



ライバルには教えたくない…!!
本当にこの方法は効果的で
副作用があるとすれば
効果的すぎるため
相手に合わせすぎてしまう可能性を秘めていることです。
副作用については、
また別の記事でとりあげます。
というこうことで、
まずは、それぞれのタイプについて
次の記事から詳しく解説していきます。
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この記事を書いた人


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