イメコンという情報
この図がイメコンの全てといってもいい図
イメコンで何が行われてるかというと、
これです。
タイプの決定
直線的か曲線的か。
きれいめかカジュアルか。
二択で分かりやすく
例)カジュアルは苦手で、きれいめな大人タイプ
もう少し細かくしていきます。
そのタイプをどの程度取り入れるか。
ほかの要素はどの程度あるのか整理段階
例)完全に大人ではなく子ども顔要素もあるため
カジュアルスタイルも可能
「あなたバージョン」の説明
例)性格がさばさばして、好みがかっこいい感じ
辛口きれい目カジュアルスタイルが方向性
イメコン迷子は、基本ゾーンの情報にこだわりすぎてしまう人が多いよ。個人ゾーン未開拓なことに気が付かずに、基本ゾーンの情報ばかり集めているの
次に、各ゾーンを詳しく解説していきます。
基本ゾーン
- 行われること
-
タイプ決定、タイプの説明を受ける
- ここでの目的
-
全タイプの特徴を簡単に知ってから、自分のタイプの特徴を掴む
このゾーンの説明は、二択理論になる
(こどもタイプ or 大人タイプ)
(かわいい or かっこいい)
(ロング丈 or ショート丈)
どこのサロンでも同じ解説となる理論の根底部分 - 注意
-
二択は最もシンプルで分かりやすい分、どちらかに完全に振り分けられるほど人間は単純じゃないという問題がある
実際には、
完全にかっこいい人や
完全大人タイプという
極端に振り切ったタイプに当てはまる人は
少数派なので
自己診断では
各タイプの説明文を読んだだけでは
どれにも当てはまらない…と感じたり
複数のタイプに当てはまるかも…と
分類しきれなかったりする。
イメコンもそうだけど、これって内面診断で顕著かも。9つに性格をわけるエニアグラム。9分類の時点では、あのタイプもこのタイプも自分に当てはまるし、1つに絞っても自分のタイプと思えない人が割といる。人間を単純に9分類しているわけなので、まだ基本ゾーンの情報はほんのさわりなんですよね。ここから絞り込んでいくことで、パーソナルになっていく。内面もこの図と同じですね。
「基本ゾーン」では
人間を大きく数タイプに分けるので
このゾーンで個人的対応は不可能なんです。
大枠で分けないと、そもそも
理論化できません。
さらに、この段階では
タイプの特徴を
分かりやすく伝える目的も含まれます。
簡単にイメージ化できるよう
二択が使われるのです。
ロングヘアかショートヘアか
どっち派か!
二択はインパクトがある分
「私はロングが似合わない…!!」と
受け取ってしまうことも。
じゃあ、
絶対にロングは似合わないかというと
そんなことは、もちろんないんです。
似合うロングがあります。
基本ゾーンは、SNS情報と親和性が高いです。
例えば
SNSに出てくる
「フェミニンタイプコーデ」は
「基本ゾーン」の情報が中心となります。
SNSの〇〇タイプの説明は大衆向けなため
そこに「個人ゾーン」の情報はないのです。
そこに当てはまらないからといって、
私はフェミニンタイプじゃない!
誤診では!?と判断するのは乱暴です。
逆に、
自分と同じスペックで
身長も近い個人コーデのSNS投稿は
「個人ゾーン」の生の情報になるため、
そっちの方が参考になったりすることも。
自分が今見ているSNSは、どのゾーンの情報なのか。
ここを把握しておくと
混乱することは少なくなりますよね
応用ゾーン
- 行われること
-
さらにタイプを整理していく
- ここでの目的
-
基本ゾーンのタイプをどの程度当てはめるのが妥当か。他の要素で重要なところとのチェック。
(子どもタイプもある程度いける大人タイプ)
(かわいいは得意だけど華やかすぎは苦手) - 注意
-
どんなタイプなのかを掘り下げていくため、コンサルタントの分析力が必要となる。
基本ゾーンの
【こどもタイプか大人タイプか】
この二択をより具体的にしていきます。
こども要素も入っているのかどうかをみて、
【こども要素があるため、カジュアルも似合いそうな大人タイプ】
応用ゾーンではより「似合う」を発展させていきます。
素材に関しても、ソフトかハードかという二択を具体的にしたりします。
骨格診断では柔らかな素材が似合うけど、さらに顔タイプも考慮するとハリのあるかたいものもいけるなど、単純化された基本ゾーンの情報を、多角的に見ていくのが応用ゾーンです。
個人ゾーン
- 行われること
-
お客様バージョンの落とし込み
- ここでの目的
-
応用情報に、お客様のライフスタイル、なりたいイメージ、内面をさらに組み合わせ、基本ゾーンのタイプを個人的な情報にしていく。一人一人にあった方向性の決定。
どんな〇〇タイプなのかキーワードがでてくる - 注意
-
基本ゾーンとは矛盾する情報が出てくる。単純だった基本タイプが複雑になるため、理解に時間がかかることも。
基本タイプの説明は、
どこのサロンも同じです。
それが、決まった理論だからです。
応用ゾーン、個人ゾーンと進むにつれ、
コンサルタントの個人色が強くなってきます。
コンサルタントの見立てによって
どんな〇〇タイプになるのか、
どう魅せていくのか、
ご提案の方向性に差が出てきます。
二択理論が個人に落とし込まれるまでに
色々と変化し、複雑になってくるため
コンサルタントによって、
ご提案に幅がでるのは当然ですよね。
例えばそれは、
基本ゾーンでは、
直線的ファッションは苦手
という話だったのに
個人ゾーンでは、
「あなた個人に似合う直線スタイルもある」
という話しになったりします。
お客様によっては混乱されたりします。
それは、コンサルタントとお客様で
みているゾーンが違うことに理由があります。
コンサルタントは、
個人ゾーンで分析していて、
お客様は基本ゾーンにいる場合、
話しがかみ合わないことがあるのです。
確かに曲線的なスタイルの方が
似合う幅は広いですが、
お客様の場合は、
ここに注意すれば直線スタイルも選べます、
というわけです。
個人ゾーンの情報を充実させたいなら、
自分に合うコンサルタントを選ぶ必要があります。
個人ゾーン
ここが各サロンの個性になってきます。
イメコンサロンというくくりでは同じでも
個人ゾーンで何が語られているかは、
そのサロンによって、全く別物になります。
もっと幅を広げるためには、個人ゾーンまで深堀り、あなただけの方向性を見つけていきましょう。それがイメコンを楽しむってことです。
まとめ
図にしてみると、
なにがどうなっていたのか
紐解けますよね。
コンサルタントはどんな視点を使っていたのか、
SNSの情報の扱い方、
イメコンのどこで混乱していたのか、
それらを整理することで
より高いレベルでイメコンを理解できます。
大切なのは、どのゾーンの情報かを整理すること。
情報社会に生きる私たち
メイク方法、コーデ一覧、
たくさんの情報が手に入りますが、
何をどう取り入れたらいいのか
分からなくなったら
少し休憩しましょう。
情報を整理して、
自分に必要な情報を選んでいくと
シンプルになってきます。
そして、自分らしく生きるための
あなただけの外見を_
この記事を書いた人
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