3つの優先順位の話し
この3つは、
すべてのタイプが求めているものです。
- 愛されたい
- 認められたい
- 理解されたい
ただ、重点の置き方には
タイプごとに差がでます。
つまり、優先順位ですね。
ウィングやトライタイプなどによっても
優先順位に影響がでてくるのが
面白いところです。
- 愛されたい
-
タイプ3・7・8
愛の獲得が人生の深いテーマ
無条件に愛されること、人と信頼関係を築くことを心の奥で求めています。 - 認められたい
-
タイプ1・2・6
自分の努力が認められることが人生の深いテーマ
人の役に立つために貢献したことを認めてほしいと願っています。 - 分かってほしい
-
タイプ4・5・9
理解することが人生の深いテーマ
理解あっての尊重なため、分かりたいし、自分のことも分かってほしいと願っています。
恋愛や親子関係など近い存在では、
これらのタイプがダイレクトに影響してきます。
すれ違い
各タイプを理解していないと
こちらは愛を伝えているつもりでも
相手は受け取れていないという状況になります。
- 無条件で愛してほしいと願うタイプに、「努力したら認めてあげる」と条件をつければ、すれ違いがおこります
- 自分の努力を認めて褒めてほしいと願うタイプに「大切だよ」と伝えても、喜んではくれるけど「見るべきところを見てくれない」という不満もたまります
- 自分を理解してほしいと願うタイプに、努力を強いたり、愛してると伝えても、「なにもわかっていない」と心に届きません
講師と生徒といった関係でも
この理想の愛のカタチが元になっていたりします。
生徒さんをどう導きたいのか、
講師のタイプが反映されます。
コミュニティのカラーにもなります。
自分が講師をしたい方や
コミュニティを運営したい際も
エニアグラムはとても役立ちます。
受講する時も、
自分が講師に何を求めるのか、
自分のタイプを分かっておくと
より自分に合うコミュニティを選べます。
(愛して、認めて、分かって)より詳しくはこちら↓

タイプ別理想のパートナー
タイプ1

理想的な愛のカタチ
愛する人に信頼されて、同じ道を前向きに歩んでいくこと
きちんとしたタイプ1。相手にも同じように堅実さと向上心を求めます。特定の決まった相手やグループ、家族など、内輪の限られた仲間と行動することを好みます。規律に従い、歩調を合わせられる相手と、自分と同じように歩んでいくことを求めています。相手がだらけている様子にはイライラします。
人の気持ちに寄り添う、感情への理解は1w2であっても得意ではなく、「具体的な行動」を通してしか理解できません。全てを「行動したかどうか」で判断するため、「やる気はあるけど、まだ実行はしていない…」という人は「やる気のない人」とみなします。

言葉と行動で示す『有言実行』な人が好き。やる気があるなら動いているはず
生徒の場合は、講師に信頼と誠実さを求めます。一発バズらせるより確実に自分に力がついていく根本的な土台強化を求めています。
タイプ2


理想的な愛のカタチ
愛する人のためには、自分を後回しにしても構わない
人に必要とされたい反面、自分が人を必要としているという事実は見るのを避けます。自分はいつも問題がなく、問題は他人に起こるため、その手助けをする立場であるというセルフイメージを持っています。内観も苦手で、目の前に困っている人がいれば手をかすことに忙しくしています。それが愛する人であるなら、自分が多少犠牲になっても構わないという気持ちを持っています。
当然、パートナーの一番のサポーターであるという関係を望みます。相手に100%の関心を注ぎ、相手に寄り添っていきます。関係性の維持には、自分が相手を支えているという満足感が必要です。



別に助けたいってわけでもないけど、自分がいないと、結局はまわらないと思うだけ。そうでしょ
生徒の場合は、自分自身がその講師のことが好きかどうか、講師がある程度自分の意思を尊重してくれるかどうかも重要。行動力があるため、自由さと自分で決めることも大切にしています。
タイプ3


理想的な愛のカタチ
愛する人といたわり励まし合って共に人生を切り開いていくこと
タイプ3は相互に求めていく性格です。成功し模範的な存在でいるためには、自ら人生を切り開いていくことも求めています。その時に、辛さや苦難も共に乗り越え、励まし合えるパートナーを求めています。自分のことを認めて褒めてくれる人、才能を見出してくれる人を求めています。イメージ重視なタイプなため、お互いが人から羨ましがられるような存在であれたら最高だと思います。欲望は肯定的に捉えるタイプなため、相手がどんな手段をとっても自分を獲得したいと願うなら、自分を求めている気持ちが本物だと感じ心をよせることもあります。



自分のパートナーには、輝き活躍していてほしいな。私が選んだ相手だもの、素敵な人で在り続け、私を誇らしい気持ちにさせてほしい
生徒の場合も、同じく結果や数字の出し方を求めます。内観ワークには興味はなく、結果を出すために必要ならやりますが、感情だけを見つめる目的の講師とは合いません。
タイプ4


理想的な愛のカタチ
愛する人に真に理解されて、自分と世界を共有していくこと
自分を理解しているのかが第一条件です。「私のことを理解していないのに、好きってどういうこと…?」理解がない愛は本物や絶対とは認めません。自分の中の譲れないコアな部分の価値観が同じであったり、共感しあえるものが同じ相手を求めています。寂しがりやで孤独感が強いタイプなため、いつもそばにいることを確認しあえる心の繋がりを大切にします。簡単には自分の世界に相手をいれず、自分もなかなか踏み込みませんが、一旦深い関係になると本気になります。



本気な人以外、私には必要ない。
感情を受け止めてくれる相手、ちゃんと私の話しを聞いてくれる人がいい。でもごめんなさい。基本個人主義で遊離タイプだからマイワールドにいる間は、一人にさせてね…
生徒の場合は、講師が自分をわかってくれるかも大切です。神経質で真面目なため型にはめられると、苦しくなってしまいます。自分のやり方や独自性、感情を理解してくれる講師が合います。
タイプ5


理想的な愛のカタチ
愛する人と考え方が違っても、それを尊重すること
人と距離をとり、基本的に自分の世界を大切にする人です。愛していても、相手の世界には入っていきません。お互いのパーソナルスペースを重視した付き合いをします。寂しがり屋の人は、タイプ5を選ぶと余計に寂しくなるかもしれません。精神的に安定して一定のトーンを保っており、浮ついたところもないので、パートナーとして安心感はありますが、密着した関係を求めるのは難しいタイプです。思考センターらしく、考え方の違いを尊重しあうスタンスを持っているため、相手も自分も違ってよい、という価値観で関係を築きます。



論理破綻しているパートナーは無理だな…まぁ、人生それぞれだからいいけどね…
生徒の場合は、知識を得ることを求めています。実際に応用できるかは二の次であり、知識や資格の獲得がテーマです。それを使うかどうかは別の話だということを自覚しておくと、楽しく学べます。
タイプ6


理想的な愛のカタチ
愛する人と信じ合い助け合って共に支え合うこと
不安感が強いため、信じ合い助け合えることを重要視します。自分の不安感を自覚しているので、精神的にも経済的にも力強く安定したパートナーを求めます。よく不安になるタイプなため、人生の指針を示してくれるパートナーを求め、そういう相手には尽くしたいと考えます。一緒に右往左往するような相手だとタイプ6はうまくいきません。パートナーが安定していれば、自分自身も安定していられます。



私の支えになってくれるパートナーの役に立ちたいと思う。一人で生きていくより、誰かと一緒に生きていきたい。関係がうまくいくよう自分が相手に合わせていくことを選びます。
生徒の場合は、方針やら選択を講師に決めてほしいと願っています。全面的に信頼できて、ついていける講師に引っ張っていってくれる頼もしさを求めます。ここにいれば安心というコミュニティも求めます。
タイプ7


理想的な愛のカタチ
愛する人には優しくしてもらい、楽しく充実した時間を共有すること
楽しめるなら、なんでもトライしていきたい!優しく気遣ってくれる相手で、かつ自由にさせてくれることが大切。縛られるなら、さっさと別れを選び次にいきます。色々と制約してくる相手に楽しむ時間を奪われるのは耐えられません。そういう愛からはすぐに逃げ出します。共に楽しめることが理想だけど、いつも一緒じゃなくて全然いい。一人で自由気ままにも過ごしたいので、ある程度放っておいてくれる相手を選びます。暗い話しは苦手です。さっぱりした性格で、安定している人を求めます。



楽しむことが人生で最も大切。明日にワクワクできないなら、生きている意味がない。一緒にワクワクできる相手でも、私のワクワクに口を出さない人でも、どっちでもいい。とにかく私は楽しく過ごす!
生徒の場合は、過去の感情解放や感情掘り下げ内観ワークは気質に合いません。タイプ7は未来志向であり、もう過ぎ去った過去は、足枷にすら感じています。これから手に入れるキラキラした未来に焦点を当てたコーチング、結果を最速で手に入れる理論の獲得などを欲しがります。
タイプ8


理想的な愛のカタチ
愛する人の苦難を救い、一生守り通せること
自分に力があれば、愛する人に何かあっても守ることができます。ただ、男性と女性で恋愛観がかなり変わるのがタイプ8です。一般的になぜか恋愛では女性はされる側というポジションが強いのでタイプ8女性は相手に自分を「所有されたくない」のです。じゃあ自分に忠実な男ならいいのか?というと、完全服従の弱いやつはそもそも眼中になし。付き合うなら強い男で、その主導権は私が持ちたいし、「俺の女」呼ばわりにも耐えられない。人を信じ切ることが難しいため、半端な愛では動かないときたもんです。こんな感じでパートナーを持たないタイプ8女性は割と多いんですよね「骨のあるやつがいねぇなぁ」という気持ちです。本気でぶつかりあえるホンモノを求めるタイプです。



一生かけて愛し守り抜ける愛があるなら、体験してみたい。そんな愛があるなら
生徒の場合は、講師の実力をみています。実力がある本物だと認めると、「私の選んだ先生」なんだ、ということで信頼し学びます。はっきり意見を伝え、その際の返答がしっかりしたものでないと、人柄を信頼できません。
タイプ9


理想的な愛のカタチ
愛する人と向き合って共に穏やかに調和してありのまま受け入れ合うこと
安定し穏やかであることを重視します。激しい人は疲れますが、適度の刺激ある人は自分にないものを持っていて惹かれます。相手をいつでも受け入れる懐の深さをもっていますが、自分からは手を差し伸べないかもしれません。恋愛においても、積極性はなく(セクシャル9は除く)いつも受け身の姿勢です。疲れ気味の時はタイプ9に癒されますが、何か対策が必要なシーンでは即戦力にはなってくれません。



来るもの拒まず、去る者追わず…
生徒の場合は、その場が穏やかであることを望みます。刺激を取り入れることが目的である場合も多く、その場に属しているだけで満足していたりも。決して結果を得ることが全ての生徒の満足ではなく、体験そのものが目的の場合もあります。タイプ9特にソーシャルはその傾向が強まります。
求めている理想形が違うということは
すれ違いが生まれる元にもなっています。
- タイプ4が正しい理解を求めているのに、タイプ7はとにかく楽しませようとする
- タイプ1が同じ道を前向きに歩みたいのに、タイプ5はあなたはあなたの道をどうぞという
- タイプ6は安定感を求め、タイプ9を選んだけど、有事の時には毒にも薬にもならない
価値観の違いにより
求めている関係性も変わっていき、
これがそれぞれの「普通は」というベースになっているため
どこですれ違いが起きているのかも
理解できずにいるケースも。
恋愛以外にも
これは、恋愛観だけではなく
講師生徒の関係にも色濃く現れます。
他に、兄弟や姉妹、
親との関係や子育てにも
相手が何を最も求めているのか、
自分はどうなのか。
まずは、自分は何を求めているのか
ここを理解した上で
人間関係を築くと、スムーズです。
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