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乳がん体験記録 vol.3 手術前日の入院(夢を叶える意識の使い方、当時のリアルノート公開)

目次

入院

手術前日に、
予定通り私は入院した。

受付を済ませて、
病棟に案内される。

廊下を歩いていると、
下を向いて
真顔で歩いてる患者さんとすれ違う。

忙しそうな看護師さんたちが
足早に通り過ぎる。

周りを見渡して、
病棟の空気を感じてみると、
とても静かで、
ここは、エネルギーが止まっている…と思った。

なんとなく、
照明も少し暗いように思う。
当たり前かもしれないけど、
この場所は元気がない


だから、
「みんな!私がきたよ!」
と、心の中で明るく宣言してみた。

「私が、
この場所を照らしにきたよ!!」

とかいって、
実際何かするわけではない。

でも、そんな意識が自然と浮かんできた。
そして、案内された部屋に入った。

入院着に着替えて
荷物を整理して、ふーと一息つく。

看護師さんが歩く音、
機械音がするけど、なんだか静かだ。

外の世界と、隔離されてるみたい…
今まで過ごしてきた日常から
突然ぽかんと切り離されて、
どこか遠くに
ワープしてきたみたい…

ここは、
切り取られた空間だ。

とりあえず、ベッドに寝転がってみる。


1か月半、走り切った満足感で
もうやり残すことはない!
できることは、全てやった

満足感をもって、
今日の日を迎えることができた。

そして今、
静かに一人、病室で横になってる。

心の中も、とても静かだ。

走り続けていたから、
空白の時間は、久しぶりかもしれない。

ベッドの上で、
いま、なにもすることがない。
病院の天井を眺めて、ぼーとしてみる。

「明日、自分の左胸とバイバイするのかぁ…」
なんだか、実感はわかない。

でも、なんとなく、寂しいな、
て思った。


特にすることもないので、
左胸に手をあてて
思い出を振り返ってみる。

胸の思い出といえば、
育児しかない。

こども二人を母乳で育てたなぁ、
あー…赤ちゃんのころ、可愛かったなぁ…
愛おしい体験ができたなぁ…

そして、乳腺炎になって、
胸が激痛でカチカチに固まって
高熱の中、泣きながら絞ったりもしたなぁ、て
胸を恨めしく思ったことも思い出した。

胸=こどもの食事
てイメージしかなく、
あっけなく回想は終わってしまった。

そんなことを考えていたら、
「藤山さん」と、ふいに呼ばれて
看護師さんが入ってきた。

手術前日も色々とやることがあるらしく、
麻酔科の診察と説明に行くよう促された。

麻酔科での気づき
行動よりも重要なもの

麻酔科の診察では、
アレルギーの確認と、
当日の流れの説明を受ける感じだった。

全身麻酔は初めてだ!
どんな感じか、全く分からない!
だから、考えても仕方がないのだ。

どうせなら楽しもう!と思って
ワクワクしていた。

そしたら、説明を終えた先生が
私をじっと見て、

「なんか…
うまく言えませんが…、
藤山さんって、
他の方と、なにか違いますね。」

とポツリといった。

白衣をきた医師と
明日手術の患者が診察室で対面しているという
シチュエーションでは、
あまりにも予想外な言葉だったから

「え…、そうですか?」とただ驚いていると

「うーん、
なんというか、とても明るい…感じを受けます」と

その瞬間、ハッとした。

在り方や意識って、
思ったよりずっとずっと
人に伝わるんだ…!!!

これは今後の私にとって、
大きな発見だった。


「私はこういう考え方で生きています!!」と
説明して回らなくても、

ただ存在するだけで、こうやって伝わる。
それってもう、
全てがそこにあるよね、て


この世界の真実はそこにあるんじゃないか



結局、人生をどうとらえるか。
どんな心持ちで行動するのか

実は実際の行動より、
どういう在り方かの方が

重要だということ

そこさえやっていけばいいって
実はとってもシンプルだ

私がこれから始めるビジネスは
こういった本質的なところを原点にしよう、
と麻酔科の診察を出る時に決めた。

在り方が夢を叶える


部屋に戻ってきて
持ってきていたノートに
これからやりたいビジネスについて
書いてみることにした。

私は起業を学んだり
ビジネスやマーケティングの勉強をしたことがなく
この時に気づいた本質的なやり方のみで、
いまもやってる。



こんな写真とったのは今まで忘れてたんだけど、
驚くぐらい今のK.Wisteriaに通じることが書いてあったの

「自分のど真ん中を刺す文章を書きたい。響く人にだけ響けばそれでいい。狭く深くでもOK。本当に響く人から申し込みきてほしい。カウンセリングに力をいれて、内面の話し聞きたい。かえのこと好きで、かえに会いたい、かえと話したい、かえを選ぶ人に来てもらう」


かえ連発して、公開、恥ずっっ!!!
恥を捨てて、ありのままをさらしてます…。

この時はまだ、
インスタ投稿もしてなくて
文章も発信したことなくて、
ビジネスしたこともなくて、
なーんもない。

何者でもないときの
スタート以前の自分の望み。

2024年の現在、
不思議なほどに、これが叶ってる…。

内面のカウンセリングは、
この時から
絶対に「ここがイメコンの土台になる部分」
だと確信していた。

正直、
うちのサロンに誰でも来ないでほしい。
これも、起業する前から思っていて
今も変わってない。

文章という力を使って
届けるべき人にピンポイントで届ける。

その人から、
「わたし」という存在を選んでもらって
サロンにきてもらうことにする。

つまり、この時点で
商品はイメコンでもメイクでもなく
わたし自身だ
私は意図していた。


「ふじかえさんに会いたくて来ました。」
「ふじかえさんのメイクがいいんです。」
「ふじかえさんの文章が好きです。」


お客様たちに、今
めっちゃ言ってもらえるの、
この時のわたしの意図だったのか!
私が過去に設定入れていたからなのか。
これは今、気づいた。

結局、どう在りたいかが
現実に表れているだけなんだ。

私は、
自分の文章が好きだ。
誰に響かなくても本当はよくて、
自分のコアなところを
思いっきり刺せる核心の文章を
意識の深淵から紡ぎだせてることが
心地いい

幅広い人に届けたいと思わない。

自分の意識にどんどん潜っていくと
奥底には、みんなの共通意識にぶつかる。

そこから、真実を見つけてきて
それを文章で表現できた時、
自分のコアな部分に深く刺さる。

そうすると、同じような感性の人の
コアな部分にもピンポイントで刺さる。

それを知っているから
私は言葉というものを表現に使ってる。
ちょっとこれは独特すぎるかもなので、
意味わからん人はスルーしてもらって問題ない


私は、結果的に夢を叶えてきた。
この手記も
正直、乳がん日記ではない。

夢を叶えるまでの意識の使い方と
意図する」という
強力なパワーの取り扱いについて
書いてる。


どうやって夢を叶えたらいいんですか?て
内面のこと扱ってると
お客様に聞かれるんだけど、
結局これが答えなんだと思う。

どう在るかの一択
このシンプルさに、
全ての要素がつまってる…

自分は何が好きなのか、
自分はどうしたいのか。

ここを深めていったら、

他人や状況という外から
自分自身という内に力が還ってきて
自分と一致することができる。


他人にどうみられるかとか、
ステイタスとかは、
一瞬の喜びであって、儚い。
でも、中毒性があるから、多くの人が魅了される。


つかめた…!と思った瞬間
すぐに砂になって消える感覚
そうすると、もっともっとと
外に外に求めていく

でも、そっちにいっても

本当はなにもない。

本当の幸せに繋がる道は
自分自身との一致にある。

外ばかりを気にしている目を
自分の内側に向け直すこと

まずは、ここからだ。





あなたの夢の話しを聞かせてほしい。
現実の状況とか、
あなたは今の時点で何者だとか、
そういったことに
私は関心はない。

あなたが心の底から
本当はこれ、やってみたい
そう思ってることに関心がある。

コンサルでは
そこに到達するための
あなただけの言葉を贈ります。


シンプルだけど
自分に集中し続けることだけで
きっとそれは、叶うんだと思う。

麻酔科の後、
胸にマーキングされて
明日は手術当日だ

一人で夜、真っ暗な病室の中
ベッドに横たわって

意識を
自分に自分に自分に_

どんどん戻して

自分の濃度いっぱいまで高めて
最後の左胸と一緒に眠りについた。

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